業績悪化の直接の引き金が円高や震災とタイの洪水に伴う生産網の混乱にあるのは言うまでもない。デジタルテレビ特需の反動という一時的な要因もあるだろう。
だが、心配なのは危機に「慢性化」の気配があることだ。ソニーは08年のリーマン・ショック以降一度も最終利益を計上できず、かつて「松下銀行」と呼ばれたパナソニックも有利子負債が現預金を上回るまでに財務体質が弱くなった。1千億円規模の最終損失を見こむNECやエルピーダメモリも、経営不振に陥るのは初めてではない。
via www.nikkei.com
構造的な問題に対処せずに放置していて、そこに円高や震災、タイの洪水が発生して引き金を引いたと。
特に円高を原因する経営者はダメだと個人的には思っている。